出張買取と店舗への持ち込み、どちらがお得?

査定には出張査定と店頭持ち込みがある

査定を頼む前には、いろいろなことが気になります。たとえば「査定はどこで受けるのが有利なのか?」クルマの査定を受けるには、こちらから店舗に持ち込む方法と、査定士を呼んで自宅で査定してもらう方法があります。

といっても、この「査定場所」は、査定価格には影響しません。自宅まで呼んだから安くなる・高くなるとか、持ち込んだから安くなる・高くなるということはないのです。ここに損得はありませんから、査定場所は自分の都合のいいところを選びましょう。

では、自分にとって都合のいい査定場所とは? それは「自分が価格交渉をしやすい場所」ということになります。

出張と持ち込みの違いを知ろう

出張査定の場合、一般的に対応してもらえる時間は10時〜20時ぐらい、所要時間は30分から1時間程度です。査定中は立ち会いが必要です。こちらと都合が合わせられればいいのですが、忙しい場合には時間調整が面倒です。また、査定士を招くと家にあげなくてはと思うと家族のことも気になります。

また、複数の業者に出張査定をお願いする場合、何度も査定に来てもらうことを負い目に感じる人もいるかもしれません。しかし、そこは心配なく。「他社と検討した上で、あらためてご連絡します」と伝えれば業者もその場で下取りを決めようとはしないものです。

一方、ディーラーなどに行き慣れている人は、店舗に持ち込んだほうが気が楽なのではないでしょうか。持ち込み先は査定の環境も整っています。クルマを預けて査定をしてもらうほうがラクという人も多いでしょう。

反面、持ち込みは交渉相手の本拠地に乗り込むことになりますから、そこは覚悟の上で。コーヒーなど出され「うちはこれだけ大量に査定しているので、価格は絶対です。いまならこの価格でご相談できますが、来月になると条件が変わるかもしれません」などセールストークを受けると、ついその気になってしまうことも。

これらを考え合わせると押しに弱い性格の人は店舗に持ち込んで交渉するより、出張買取のほうがよさそうです。要は、自分の都合や性格を考えて、いちばん気が楽な方法を選ぶのがベストなのです。

交渉のしやすい自分に合った場所で

出張査定にせよ、持ち込みにせよ、自分のクルマをいちばんいい条件で売るためには、複数見積りはマストでしょう。見積りはあくまでも見積り、決定額ではありません。複数業者で見積りを取れば、他社の評価額を材料に買取額の交渉をすることもできるのです。

注意したいのは査定時ではなく、査定額(見積り)を受け取ってからの買取交渉時。いくらまで相手にこちらの希望を伝えられるか? 出張査定と持ち込み査定の違いは「大切な交渉の場が自宅か店舗かの違い」と考えれば、おのずと自分に合った場所を選べるはずです。

出張なら「自陣」、持ち込みなら「敵陣」

出張査定でも持ち込み査定でも、査定額は同じ。肝腎なのは査定額が出てからの交渉なので、それを考慮して査定場所を選択したいものです。出張なら「自陣」、持ち込みなら「敵陣」で交渉するといったところでしょう。