査定額が高いグレードは一部だけ!BMWの買い取りの現状

新車販売が好調なBMW

ドイツの高級車として、メルセデス・ベンツと肩を並べるブランドがBMW。新車の販売台数は好調であり、「JAIA 日本自動車輸入組合」の発表する「外国メーカー車モデル別新車販売台数順位の推移(2006年度〜2013年度)」を見ると、トップ3のうち、2車種はBMWの「3シリーズ」と「MINI」です。

特に「3シリーズ」は2010年代に入ってから少し順位を落としたものの、それまでの長い間2位をキープし続けており、人気の高い車種であることがわかります。また、トップ10までに「1シリーズ」や「5シリーズ」もランクインすることが多く、トータルで見ればBMWは幅広く愛されているメーカーであるということが伺えます。

BMWはさまざまなタイプの車種を出しており、高級感あふれる「7シリーズ」や、スポーツタイプの「Z4」、走りを追求する「Mモデル」など豊富なラインアップが用意されています。そのような特徴のあるBMWですが、実はこのブランドの中古車は、一部のグレードであれば高額査定が期待できるものの、他のグレードはそうではないのが現状です。

査定額も好調なグレードとは

BMWのラインアップのうち、高額査定が期待できるのは「3シリーズ」をはじめとした、一部のグレードに限られているようです。BMWのなかでもハイグレードな「7シリーズ」や、プレミアムモデルである「Mシリーズ」などは、新車の販売価格に比べると、査定額がかなり低くなる傾向があります。これには、中古車販売の仕組みが関係しています。

中古車買取業者は、中古車を仕入れたタイミングから買い手がつくまでの時間を、できる限り短くしたいと考えます。買い手がなかなかつかないと、その分の車を置くスペースが埋まってしまい、新たな中古車を仕入れることができなくなってしまうからです。買い手のつかない中古車を「長期在庫」と呼び、中古車買取業者はこれを嫌います。

また、ハイグレードな車種や希少グレードの車種だと、部品代などの関係からメンテナンスコストも高くなり、「割に合わない商品」となってしまうのです。そのため、仕入れ価格を下げざるを得ず、査定額が低くなってしまうという構造になります。

査定額の大幅減額はBMWだけではない!?

新車の販売価格に対して査定額が大幅に低くなるのは、BMWに限った話ではありません。メルセデス・ベンツでも、Sクラスなどのハイグレードな車種は、全般的に減額の幅が大きくなる傾向があります。高級外車の査定額が低くなりがちな理由は、上記に示したようなコスト面だけでなく、「価値をしっかりと計れない」という面もあります。

一般的な中古車買取業者は、国産車をメインで扱っているために、外車に対する知識は豊富ではありません。そのため、高級外車の価値をしっかりと計れず、査定額が低くなってしまうことも多いようです。

高級外車を高く売るためには

高級外車を高く売るためにはどうしたらいいのでしょうか。それには、「外車専門の業者」へ査定を依頼することが重要です。外車専門の業者の場合、豊富な知識から高級外車の価値を正しく査定額に反映させることができるという点はもちろんですが、理由はそれだけではありません。

実は、各業者が横で繋がっている場合が多く、「この車を買いたいという人がいる」というニーズを共有し合うことが可能なのです。そのため、売り先が見つかっている状態ならば、査定額が高くなる傾向があるというわけです。

インターネットの一括査定サービスを利用すれば、このような専門業者を含めた複数の業者へ査定依頼を出すことができるので、上記のように「買いたい人がいる」情報を持っていて、高い査定額を提示してくれる業者を見つけやすくなります。ぜひ利用してみてください。