持ち込み査定と出張査定の違いとは?

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持ち込み査定と出張査定の違いとは?

査定には持ち込み査定と出張査定がある

出張買取について

車の査定を受けるには、直接店舗に持ち込む「持ち込み査定」と、自宅のガレージなど指定の場所に査定士を招いて査定してもらう「出張査定」の2つがあります。査定は「財団法人 日本自動車査定協会(JAAI)」が定めた基準に従って行われます。出張査定の場合、業者によっては出張費がかかることもありますが、査定の内容自体は持ち込み査定か、出張査定かで違いはありません

それでは、持ち込み査定と出張査定では、どんな違いがあり、どちらを選択すればよいのでしょうか。自分に適した方法で査定依頼ができるよう、それぞれの違いや選ぶ時のポイントを紹介します。

※「中古車査定依頼サービスに関する注意点」をご確認の上、ご利用ください。

持ち込み査定と出張査定の違い

持ち込み査定

持ち込み査定とは、ディーラーや買取店に直接車を持ち込んで査定をしてもらう方法です。持ち込み査定は、売りたいと思った時に気軽に店舗を訪れて査定をしてもらえるメリットがあります。スポーツカーや輸入車、旧車などは専門の業者に買取を依頼したほうが高値で売却できる可能性が高いです。しかし、そういった業者は持ち込み査定しか対応していない場合があるので事前に確認しておきましょう。

持ち込み査定は気軽にできる一方、土曜日や日曜日、祝日などの休日や2〜3月、9月ごろの繁忙期などは店舗が混みあうことも多いため注意が必要です。混雑時は査定を受けるまでに数十分〜数時間程度待たなくてはならない場合もあります。休日や繁忙期に査定を依頼する時は、事前に予約をしてから業者に伺うとよいでしょう。車を持ち込む店舗には査定を行うための環境が整っています。あらかじめ必要書類などを揃えておけば、その場で売却契約を締結させて、車の引き渡しまで行うことも可能です。その際は帰りの交通手段をきちんと用意しておきましょう。

出張査定

出張査定は、ディーラーや買取店の査定士の方に、自宅のガレージや車が置いてある場所に直接来てもらって査定を受ける方法です。出張査定には店舗に行く手間が省けるなどのメリットがあります。また、事故車や車検切れなどで車を動かせない場合も出張査定を依頼しましょう。

出張査定の詳細については「車の出張買取のポイントと注意点」をご覧ください。

持ち込み査定か出張査定かは自分の状況や交渉のしやすさから判断する

持ち込み査定でも出張査定でも、一番よい条件で車を売却するためには、複数の業者で見積もりを取ることが大切です。複数業者で相見積もりを取れば、ほかの業者の査定額を元に買取額の交渉をすることも可能です。ただ、注意したいのは買取交渉に進んでからです。どれくらい相手にこちらの希望を伝えられるかが重要になります。

ディーラーや買取店に行きなれている人であれば、持ち込み査定でも出張査定でも関係なく価格交渉に臨めるでしょう。しかし、普段そういった店舗に行かない人や、押しに弱い人などは店舗だと気後れしてしまい、交渉が業者にとって有利に進められてしまうかもしれません。

一方、出張買取は査定士を自分が指定する場所に招くため、交渉する場所も自分で指定できます。自宅以外でも問題ありません。ただ、出張査定は査定士に来てもらうので「せっかく来てもらったのだから、査定額は高くないが断るのは申し訳ない」など、断りづらさを感じてしまう人にはおすすめできません。

前述のとおり、持ち込み査定か出張査定かで査定の内容自体に違いはありません。どちらの方法で査定を依頼するかは、すぐに車を売りたいか車は動かせるか交渉のしやすさはどうかなど、自分や車の状況とやりやすさから判断するとよいでしょう。

※「中古車査定依頼サービスに関する注意点」をご確認の上、ご利用ください。

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