査定の際には整備記録簿や保証書を準備しよう!

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査定の際には整備記録簿や保証書を準備しよう!

点検整備記録簿・メーカー保証書とは?

査定の際には整備記録簿や保証書を準備しよう!

査定の際に必ず準備しておきたいものとして、「定期点検整備記録簿」と「メーカー保証書」があります。

定期点検整備記録簿

定期点検整備記録簿とは、12ヶ月や24ヶ月の法定点検整備を受けてきたことを証明する書類です。点検整備に出した際に、整備士が記載するもので「いつオイル交換をしたか」「消耗品はいつ交換したか」や走行距離までもが詳細に記録されています。

この記録から、愛車がどのようなメンテナンスを受けてきたのかが一目瞭然になるため、査定士も安心して査定を行うことができます。

メーカー保証書

新車購入時に受け取る、メーカーから保証を受けるために必要な書類です。メーカーによって期間は変わるものの、年式で5年または走行距離で10万kmの保証がつくケースもあります。

中古車を購入した場合でも、メーカー保証の保証期間内であれば前のオーナーの保証を継承することができます。

※保証を継承するには次のオーナーが名義を変更後、所定の手続きをする必要があります。

※「中古車査定依頼サービスに関する注意点」をご確認の上、ご利用ください。

整備記録簿が無くても売却できる?

定期点検整備記録簿やメーカー保証書がなくても売却は可能です。

しかし「定期点検整備記録簿」がないと、査定士にどんなにきちんとメンテナンスしてきたことを訴えても、それを証明する方法はありません。「どこかに調子の悪い部分があるのではないか」と疑われる可能性もあり、高額の査定は期待しにくいでしょう。

また、定期点検整備記録簿は、汚損や破損でも査定額が下がります。原本がなく、コピーの場合も減点の対象となりますので、保管環境には注意しましょう。

点検整備記録簿やメーカー保証書がどこにあるかわからない?

普段は意識することもないので、点検整備記録簿やメーカー保証書がどこにあるのか思いつかない方もいるのではないでしょうか。新車を購入した場合、「メンテナンスノート」をもらうと思います。これは、点検整備記録簿とメーカー保証書が一緒になったものなので、メンテナンスノートがあるかどうかを確認しておきましょう。

紛失した場合でも、車体番号から調べたうえでデータが残っていれば、再発行してもらえることもあるようなので、車を購入したディーラーに問い合わせてみましょう。

中古車を購入した場合、すでに前のオーナーがメンテナンスノートを紛失して見つからないケースもありますが、その車がメーカーの保証内であり、新車購入時の販売店も分かれば、問い合わせすることで再発行できる可能性があります。

個人情報はどうなるの?

「定期点検整備記録簿」や「メーカー保証書」は、中古車買取店に売ったあと、次のオーナーが現れたら引き継がれていくものです。そこで気になるのが「個人情報」ではないでしょうか。

個人情報保護法が施行されて以来、点検整備記録簿は車体番号のみで管理されるようになりました。ただし、整備した人の氏名や住所を記載するところがあるので、もし自分で点検整備をした場合には、そこに個人情報が残ることになります。この点、個人情報の部分は切り離すこともできるので、査定の際に相談すると良いでしょう。

整備記録簿があれば査定額アップが期待できる!

法律上は車内に携行する義務がありますが、携帯していなくても特に罰則はありません。そのため車内で保管していなかったり、紛失してしまったりする方もいますが、車の状態を把握するうえでとても重要な資料なので大切に保管しておきましょう。

整備記録簿をなくしてしまうと、「いつ」「誰が」「どのように」車を整備したのかわからないため、前回の整備から期間が空いてしまっていても気がつかなかったり、消耗品をいつ交換すれば良いのかわからなくなったりする可能性があります。

書類が揃っていて、メンテナンスをしっかりとしていれば、より高い査定が期待できます。

インターネットの一括査定を利用して、複数の業者から査定額の見積もりをもらえば、さらに高く売れる可能性もあるので、活用してみてはいかがでしょうか。

※「中古車査定依頼サービスに関する注意点」をご確認の上、ご利用ください。

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