過走行車でもいくつかのポイントを押さえていれば予想以上の金額で売却できることもあります。少しでも高く売るためには以下の3点に気を付けておきましょう。
- ・メンテナンスを怠らない
- ・下取りには出さない
- ・海外に販路のある買取業者に売却する
メンテナンスを怠らない
メンテナンスは車の査定額を下げないためにも大切です。エンジンやモーターが正常に動作するかの確認はもちろん、消耗品のチェックや交換も忘れてはいけません。走行距離が10万kmに届きそうならタイミングベルトを交換するとよいでしょう。エンジンオイルは走行距離が1万〜1.5万kmごと、または半年〜1年での交換が目安です。このようなメンテナンスを行っているかどうかも車の寿命に影響します。査定金額にも密接に関わってくるので、定期的に消耗品を確認して交換しておきましょう。
下取りには出さない
過走行車は下取りではまず値が付きません。ディーラーはあくまで新しく車を買ってもらうための交渉の材料として車の下取りを行います。また、下取りした車の販売先も限られています。中古車販売店や車買取店で有利になるような装備や仕様でもそれほどプラスに傾かないこともあります。
海外に販路のある買取業者に売却する
走行距離が長い車は海外に販売ルートを持つ業者に売却するとよいでしょう。日本では過走行車は買い手が付かないことも多いですが海外では別です。整備がしっかりされていて、耐久性の高い日本の車は過走行車でも人気があります。中古車の海外への流通は車本体だけでなく、修理用の部品としても需要があります。たとえ過走行車で動かないような車であっても、不動車や事故車を扱っている業者であれば売却は可能です。予想以上の価格になることもあるでしょう。