査定額、引き渡し日、必要書類

査定を受けてその金額に納得したら、改めて売買契約の内容を確認しておきましょう。 まずは「査定額が確定して、後で変更される心配はないか」ということです。買取業者の都合で、勝手に振り込み金額が減額されては困るので、この点は改めて確認しましょう。そして自分の銀行口座などに振り込まれる日時も重要です。この2点は、不利益を被らないために、しっかりと押さえておきましょう。
※「中古車査定依頼サービスに関する注意点」をご確認の上、ご利用ください。
一方、車を売る側にも守らなければいけないことがあります。定められた日時に愛車と書類を業者に引き渡すことです。中古車の商品価値は、時間を経るごとに減額されるので、車両や書類を引き渡す日程が遅れれば、その分だけ業者の損失になります。定められた日時に引き渡せないと、改めて査定をやり直し、査定額を引き下げなければいけません。
そして書類を確認しておくことも大切です。自動車検査証(車検証)、自賠責保険証明書、自動車納税証明書は、車内や自宅に保管されているはずですが、予め不備がないか確かめておきましょう。売買で使う実印の印鑑登録証明書は、区役所などに出向いて取得しなければいけません。前述のように書類が遅れると愛車の価値も下がるので、印鑑登録証明書は、売却する業者が決まった段階で素早くそろえましょう。